和洋女子大学

AIライフデザイン学部の挑戦

我が国において、女性の活躍の場は広がっているものの、欧米諸国に比べ管理職を始め社会をリードするポストに就く女性はかなり少ない。女子大学が、従来の実績ある学部教育に加え、これからの時代で不可欠のAI、情報分野のスキルと考え方を身につけることができる学部設置により、目標とする人材育成を行おうとする動きが出てきている。

和洋女子大学は、130年にわたり人文学や家政学など「人間と暮らし」に向き合ってきた伝統を礎に、2026年4月に「AIライフデザイン学部」を新設する。この新学部では、AIや情報技術を日常生活や社会の課題解決に活かす視点から学ぶことができ、実社会とつながる実践的な教育を重視している。

学びの出発点は、文系や初心者でも安心できる「AIってなに?」という素朴な問いから始まる。プログラミングや統計、画像生成などAIの基本から実際に手を動かして学び、自らのアイデアを「カタチにするセンス」を身につける。さらに、芸術・心理・ファッション・食・保健・マーケティングなど、自身の関心分野とAIを結びつけ、「人のためにAIを使う力」を養成し、社会の課題解決に貢献できるよう教育課程が構築されている。

カリキュラムは、「AI技術系」「ライフデザイン系」「キャリアアップ系」の三つの学びの柱で構成されており、学生は多角的な視点から学びを深めていくことができるように設計されている。

○AI技術系:AI・情報技術を基礎から応用まで丁寧に学習し、数学やプログラミングに不安のある学生にも配慮したサポート体制を整備している。

○ライフデザイン系:生活・文化・人間関係などを探求する領域であり、130年の伝統を活

かして人間と暮らしへの深い理解を、AIという新たな視点と結びつける。

○キャリアアップ系:1年次から社会で役立つプレゼンテーション力やビジネスマナーを実践的に学び、他大学や企業、自治体との連携によるプロジェクトを通じて、行動力や伝達力を磨く。

特に「ライフデザイン系」には豊富な科目が設けられており、学生一人ひとりが自身の興味や将来像に合わせた科目履修が可能となっていることが大きな魅力であると言える。AIやデジタル技術が急速に社会を変革する現代において、そのリテラシーはもはや理系大学だけでのものではなく、これからはどの学部でも十分な科目設置が行われることになるであろう。

和洋女子大学「AIライフデザイン学部」は、AIを自分らしく使いこなし、社会でしなやかに生きる力を備えた女性を育成する学びの場であると言える。文理関係なく、進路に迷っている学生、将来に不安を持つ学生にこそ和洋女子大学AIライフデザイン学部での幅広い学びが今後の役に立つことになるだろう。

 

(公式ホームページより引用し文章作成、紹介した)

https://www.wayo.ac.jp/ailifedesign/

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