東京成徳大学

留学を“全員の経験”にする革新的な国際教育

グローバル化が進む現代社会では、語学力だけでなく異文化理解や多様な価値観への対応力が不可欠とされる。その中で大学教育においても、海外での実体験を通じて語学力を身につけ、国際感覚を育む仕組みが敎育課程に取り入れられている。東京成徳大学国際学部国際学科の最大の特徴は、全員が必ず海外留学を経験する点にある。同学に限らず留学を希望する学生は多いが、全員が長期的に海外へ渡る制度を備える大学は少ない。また大学入学1年後の早期の全員留学は、東京成徳大学国際学部国際学科の大きな特徴と言えるだろう。

プログラムでは2年次前期の半年間、全員が留学を経験する。行き先はアメリカ、カナダ、オーストラリアの英語圏または韓国で、現地の大学付属機関での語学研修を基本とし、学生の希望により2年次後期も含め最大1年間留学することも可能だ。語学力向上に加え、異文化社会の中で学び生活する経験を通じ、多様性理解や実践的な国際感覚を培うことを目的としている。
帰国後は、留学経験を土台に国際関係論や地域研究、国際協力などを学び、経験を知識や将来のキャリアへと発展させる。語学力や専門知識にとどまらず、課題解決力や柔軟な発想力といった「グローバル人材に求められる能力」を養う点も重視されている。早期の留学ならではの教育効果が期待できるものと思われる。

この全員留学を支えるため、留学前の準備から現地生活の支援、帰国後のフォローまで一貫した体制が整えられ、授業料減免制度により経済的負担の軽減も図られている。国際化が進む社会において、海外での学びは将来を切り開く基盤となる。全員留学を実践する同学部の取り組みは、単なる語学習得にとどまらず、国際社会で活躍できる人材育成の先進的モデルといえるだろう。

東京成徳大学・東京成徳短期大学のすべての学生を対象として個別留学プログラム、英語・韓国語の語学プログラム、国際交流イベントを企画・実施する「グローバル教育センター」も設置されており、これらの教育組織のグローバル人材の育成を支援している。

(大学WEBサイトから引用作成)
https://www.tsu.ac.jp/

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