武蔵野大学は、2026年4月に新しく「通信教育部 国際データサイエンス学部 データサイエンス学科」を開設する。この学部は、通学制のデータサイエンス学部と同様のカリキュラムで学べる通信制の学部で、データやメディアコンテンツの分析を通じて新しい知識を生み出し、国際社会で活躍できる人材を育てることを目指している。オンライン中心で学べることにより、住んでいる場所に関係なく、最新のデータサイエンスを学ぶことが可能となる。
この学部には4つの大きな特長がある。
1つ目は、オンラインで学び、国際的な環境に触れることができることである。データサイエンスの基本から応用までをオンラインで学び、社会に存在する問題を解決する力を育成していく。また、海外大学とのダブル・ディグリー制度もあり、海外の学生と一緒に学ぶ機会もある。
2つ目は、1年生から本格的に研究や企業との連携に挑戦できる「未来創造プロジェクト（PJ）」が置かれていることである。学生は1年次後半から卒業まで、研究グループや企業、官公庁と一緒に“社会の課題を見つけ、解決策を考える”実践型の学びに取り組むことができる。これにより、実社会で求められるデータ分析の視点と応用力を身につけることを可能にしている。
3つ目は、データサイエンティストに必要な力を3つのコースで体系的に学べる点である。
•AIクリエーション・コース
•AIアルゴリズムデザイン・コース
•ソーシャルイノベーション・コース
以上の３コースを用意し、「創造力・イノベーション力・エンジニアリング力」をバランスよく育成すると言う。授業は国際的に活躍する専門家が担当し、実践的なスキルを身につけることができるように考えられている。
4つ目は、社会人向けのリスキリング制度である。科目等履修生としてレベル別に学べる仕組みを整えており、一定の条件を満たして単位を取れば「オープンバッジ」が発行され、学びの成果を証明してくれる。
新しい通信教育部 国際データサイエンス学部は、データを使って社会の課題を解決し、国際的に活躍したい人に向けた先進的な学びの場と言えるであろう。
（大学WEBサイトより引用作成）
https://www.musashino-u.ac.jp/
https://www.musashino-u.ac.jp/news/detail/20251029-7380.html
