情報分野の人材養成は、全国の大学において年々急速に進んでいる。また、企業においても優秀な情報関係の人材確保に力を入れており、この情報業界では転職を重ねるごとにキャリアアップしていくことが多く見られるのが現状である。
千葉工業大学では、2024年4月から未来変革科学部をスタートさせる。その目的は経営活動の変革に対応して世界文化に貢献し得る人材の育成としている。「デジタル変革科学科」と「経営デザイン科学科」を設置しているが、ここでは「デジタル変革科学科」に注目してみることにする。最先端デジタル技術とそれらを駆使したマネジメント技法に関する専門知識、技術を活用するデジタルオフィサーは、製造、流通、医療・健康、モビリティ、インフラ、 行政など幅広い分野で活躍できる人材を育成する教育課程が構築されている。具体的には、データサイエンス関連の科目を1年次から3年次まで多く設置して教育の大きな柱としていること、企業経営、ビジネス、マーケティング、コストアカウンティング、経営戦略などを置き、常に変化し続ける社会、それに対応していく企業等で活躍できる知識と能力を付けていく考えである。また、1、2年次のPBL教育(Project Based Learning)にて課題解決型グループワークを行い、コミュニケーション能力、チームワーク、リーダーシップを体験しながら身に付けていくことになる。絶えず、かつ急速に変化していく社会に対応する学科として設置された「デジタル変革科学科」に注目したい。
(千葉工業大学のホームページから引用作成)
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