福岡大学

カーボンニュートラル推進拠点の活動が進む

2022年4月、福岡大学はカーボンニュートラル推進拠点を設置し、学生と教職員が一体となり、カーボンニュートラルの実現を目指し、本格的な活動を開始している。
学生、教職員のカーボンニュートラルに対する意識の向上を図り、キャンパスは脱炭素技術やローカル5G等の社会実装に係る実験の場となるとともに、地域の企業、自治体などとの産学官連携を通じ大学の技術を社会へ提供していくと言う。当該組織の構築もしっかりとなされており、以下の5つの活動チームが設置されている。
2050年までのゼロカーボンキャンパス・ロードマップの策定を行う「脱炭素キャンパスチーム」から、「研究推進チーム」「地域連携チーム」「人材育成チーム」「国際連携チーム」までが置かれ、それぞれのチームに明確なミッションが与えられているが、大学教育という面から「人材育成チーム」の具体的な活動計画は分かりやすく、重要であると思う。それは、「全学教育:カーボンニュートラルの新共通科目の設置」「既存科目においてもカーボンニュートラル教育の取り込み」「全学生の1割以上がカーボンニュートラル教育を受ける体制を構築」の3項目である。リテラシー教育から、専門性の高い教育の提供までを行うことは、カーボンニュートラルを目指す上で大切なベースになると考える。

 

(書影)『カーボンニュートラルが変える地球の未来』

*詳しくは、https://www.fukuoka-u.ac.jp/carbon-neutral/about/を御覧ください。
(福岡大学ホームページ 『カーボンニュートラル推進拠点』より引用)

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