多摩大学

徹底したゼミ教育で
学生一人ひとりの成長を促す

従来から講義中心で行われてきた大学教育は、近年、実験、実習、ワークショップ、フィールドワーク、PBL教育など、アクティブラーニング教育が多くなってきているが、学生一人ひとりの成長を促す上では、理系では研究室教育、文系ではゼミ教育は有効な手段である。
多くの大学で、理系の研究室教育、文系のゼミ教育は4年次から、早くても3年次から始まるのが一般的であるが、多摩大学では、1年次からプレゼミという形で開始されている。大学での学修方法を理解するための導入教育の一つであり、ディスカッションやグループ活動を通じて多摩大学で学ぶための基礎知識と技法を身につけるとともに、今後何を学んでいくのか、将来のキャリア形成を考える機会にすることを目的としている。
そして、経営情報学部は2年次から4年次まで(グローバルスタディーズ学部は3年次から)、少人数のホームゼミが用意されている。これは実践力養成の「専門ゼミ」であり、1年次のプレゼミをベースに、学生一人ひとりが興味・関心のあるテーマを選択し、当該分野の専門教員の指導やサポートを受けながら、自主的な研究活動を行う。そこで少人数グループでの討論、発表を通じてコミュニケーション力とプレゼンテーション力も養成されていくという。
このように、1年次から4年次までの少人数のゼミが用意され、学生一人ひとりが自分に合ったゼミを選択できる教育課程を有している大学は、少ないと言える。そして、これは間違いなく学生一人ひとりの成長を促す高い効果が期待できる教育実践であろう。

(多摩大学ホームページから引用作成)
*詳細は以下をご覧ください。
https://www.tama.ac.jp/faculty/seminar.html

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